10年つかえるSEOの基本(出版:2015/5 著:土井健太郎)

10years-seo

本書の特徴

費用がかかるようなトレンドのSEOテクニックはさておき、10年たっても効果が継続しそうなSEOの基本を教えてくれます。私の様なSEO初心者でも実践できるように、「はじめてちゃん」と「先生さん」の二人が登場して、効果的なSEO施策を順序立てて、対話形式で語ってくれます。

SEOの知っとくと便利な単語

SEO・・・・・・検索結果の上位化施策
クローラー・・・インターネット上の情報を集める
インデックス・・検索エンジンが情報に優先順位を付けて整理しておくこと
アルゴリズム・・順位付けするための計算の仕組み

【SEOのシンプルな考え方】

「検索する」とは、質問すること。
「SEO」とは検索する人(質問者)にとっての「回答」を用意しておくこと。

【検索大王/土井さん(著者)の『SEO4箇条』】

  1. どういう言葉で検索がされているか。
  2. 検索エンジンが理解しやすいサイトにする。
  3. みんなが検索で知りたいことを載せておく。
  4. 継続的にサイトにリンクを集めていく。

迷ったら、具体的なユーザーやお客さんの行動を想像してみよう。
どんなシーンで検索するだろうか?

【検索キーワードの効果的なサイト反映『6箇条』】

  1. titleタグにキーワードを含める。
  2. meta descriptionにキーワードを含める。
  3. 最初の見出しにキーワードを含める。
  4. ページ内のテキスト要素にキーワードを含め、なるべくページ上部に出現させる。
  5. 「見てほしい人が使いそうな言葉」をなるべく選んで使う。
  6. 自然な文章で表記して、不自然な繰り返し表現は避ける。

効果的なtitleとmeta description

  1. キーワードを含めて、何のページなのかが具体的にわかるようにタイトルをつける。
  2. ページの内容と関係ないタイトルをつけない。
  3. 文字数は30字以内が目安。
  4. キーワードはなるべく前半にいれる。

SEOで一番重要なことは、タイトルをしっかりつけること!

meta description は、パッと見て内容が理解できるものを!
理解しづらいdescriptionはユーザーのストレスに。

【ダメな例】
SEOに良いタイトルの付け方(14文字)
SEOに良いタイトルの付け方をまとめました。(22文字)

【良い例】
SEOで抜群の効果を発揮する、ページタイトルの書き方まとめ(29文字)
SEOを行う上で最重要とされるページタイトルの書き方をまとめました。文字数やキーワードの配置に気を配り、パッと見て内容が理解できる、検索結果で目にとまるタイトル付けが好まれます。(89文字)

1ページに1テーマ

コンテンツのメインテーマは、1ページ1テーマで作成すべし!
例えば、DVDの感想で「ラピュタ」と「トトロ」と「もののけ姫」の感想を、一緒に1ページに載せると、検索エンジンがインデックスに迷います。

ページタイトルはとにかく重要!

ページタイトルの最適化はSEOの命!

  1. 検索エンジンが内容を理解でき、
  2. 検索結果で目にとまり、
  3. クリックする!