本書の特徴
費用がかかるようなトレンドのSEOテクニックはさておき、10年たっても効果が継続しそうなSEOの基本を教えてくれます。私の様なSEO初心者でも実践できるように、「はじめてちゃん」と「先生さん」の二人が登場して、効果的なSEO施策を順序立てて、対話形式で語ってくれます。
SEOの知っとくと便利な単語
SEO・・・・・・検索結果の上位化施策
クローラー・・・インターネット上の情報を集める
インデックス・・検索エンジンが情報に優先順位を付けて整理しておくこと
アルゴリズム・・順位付けするための計算の仕組み
【SEOのシンプルな考え方】
「検索する」とは、質問すること。
「SEO」とは検索する人(質問者)にとっての「回答」を用意しておくこと。
【検索大王/土井さん(著者)の『SEO4箇条』】
- どういう言葉で検索がされているか。
- 検索エンジンが理解しやすいサイトにする。
- みんなが検索で知りたいことを載せておく。
- 継続的にサイトにリンクを集めていく。
迷ったら、具体的なユーザーやお客さんの行動を想像してみよう。
どんなシーンで検索するだろうか?
【検索キーワードの効果的なサイト反映『6箇条』】
- titleタグにキーワードを含める。
- meta descriptionにキーワードを含める。
- 最初の見出しにキーワードを含める。
- ページ内のテキスト要素にキーワードを含め、なるべくページ上部に出現させる。
- 「見てほしい人が使いそうな言葉」をなるべく選んで使う。
- 自然な文章で表記して、不自然な繰り返し表現は避ける。
効果的なtitleとmeta description
- キーワードを含めて、何のページなのかが具体的にわかるようにタイトルをつける。
- ページの内容と関係ないタイトルをつけない。
- 文字数は30字以内が目安。
- キーワードはなるべく前半にいれる。
SEOで一番重要なことは、タイトルをしっかりつけること!
meta description は、パッと見て内容が理解できるものを!
理解しづらいdescriptionはユーザーのストレスに。
【ダメな例】
SEOに良いタイトルの付け方(14文字)
SEOに良いタイトルの付け方をまとめました。(22文字)
【良い例】
SEOで抜群の効果を発揮する、ページタイトルの書き方まとめ(29文字)
SEOを行う上で最重要とされるページタイトルの書き方をまとめました。文字数やキーワードの配置に気を配り、パッと見て内容が理解できる、検索結果で目にとまるタイトル付けが好まれます。(89文字)
1ページに1テーマ
コンテンツのメインテーマは、1ページ1テーマで作成すべし!
例えば、DVDの感想で「ラピュタ」と「トトロ」と「もののけ姫」の感想を、一緒に1ページに載せると、検索エンジンがインデックスに迷います。
ページタイトルはとにかく重要!
ページタイトルの最適化はSEOの命!
- 検索エンジンが内容を理解でき、
- 検索結果で目にとまり、
- クリックする!